こんばんは
もう師走も下旬、年末年始感が強くなってきていますね。皆さんはいかがお過ごしですか?
年末年始は実家に帰省したり、海外に旅行したりする人が多いと思います。
私もお盆と年末年始は必ず実家に帰っているのですが、その時に困るのが観葉植物への水やりです!

ペットボトルを使って自動で給水してくれる商品もホームセンターに売られていますが、今回私が提案したいのは吸水性ポリマーを使って安く簡単に水やりする方法です。



「吸水性ポリマー?」ってピンとこない人もいるかと思いますが、私たちの身の回りでは保冷剤やオムツの中に入っています。



こんな感じで、ケーキを買うときに付いてきたり、お弁当の保冷に使ったりでどのご家庭にもあると思います。
一部違う材料の保冷剤もありますが、高吸水性樹脂や吸水性ポリマーとパッケージに書いてあるものを探してください。


後はこの保冷剤のパッケージを切り、中身の吸水性ポリマーを取り出して観葉植物の植木鉢に撒くだけです!簡単ですね!

土に混ぜてもいいですが、土の上に置いて後から取り除くのも良いですね。
私は面倒なので土の中に混ぜてしまっています…

保冷剤自体は割と家に余って置いてあるものですし、もし買うとしても100均等で安く簡単に手に入ります。
ホームセンターの園芸コーナーに園芸用の吸水性ポリマーが売ってたりしますが、基本的に保冷剤の中身と変わらないです。綺麗な色が付いているだけです。その割には高めの値段設定だったりします。



吸水性ポリマーについて科学的な説明もしておきます。
現在、材料としては親水性が高いカルボキシル基を有するアクリル酸の高分子が用いられることが多いです。
吸水した状態のポリマーはいわゆるゲルで、ゼリーとかコンニャクと同じ状態です。

身の回りの高分子(プラスチック)製品のほとんどは疎水性があり水を吸収しませんが、このポリマーは水をたくさん吸うことに特化した高分子なのです。



「化学製品って怖くない?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、ポリマーや高分子と呼ばれるものは分子の大きさがとても大きく、皮膚から体内に入ることもないですし、食べても消化吸収されることは基本的にありません。
でも誤飲すると体内の水分を吸収し膨張してしまい、とても危険なのでそれは気をつけてくださいね!